CentOSのyumリポジトリについて調べてみた
CentOSのyumリポジトリについて、あまり知らないで使ってたので調べてみました。
/etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo
CentOSは普段使うリポジトリは/etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo
に入ってます。
リポジトリ | enabled | コメントで書かれた概要 |
base | 1 | ※特に書いてない |
updates | 1 | released updates |
extras | 1 | additional packages that may be useful |
centosplus | 0 | additional packages that extend functionality of existing packages |
contrib | 0 | packages by Centos Users |
CentOS-Base.repoにはこの5個のリポジトリが書かれてて、デフォルトでは3つが有効状態です。centosplus
がextras
と似てて、違いがよく分からないのでそのうち調べたい感じ。
base
は特にコメント書いてなかったけど、多分そのCentOSのリリース時の状態が入ってるリポジトリなんじゃないかと思う。ちゃんと確認してないけど、確かbase
はリリース時から固定されてて、リリース後の更新は全部updates
で提供されるとかだった気がします。
/etc/yum.repos.d/CentOS-*.repo
その他の設定ファイルについてはそれぞれ、 "/etc/yum.repos.d/CentOS-Debuginfo.repo" はデバッグ情報、 "/etc/yum.repos.d/CentOS-Media.repo" は、アップデートプログラムを予め 構築中のLinuxサーバー 上にダウンロードしておき、これを利用してアップデートを行うための設定、 "/etc/yum.repos.d/CentOS-Vault.repo" は、旧バージョンのプログラムを参照するための記述、となります。
��yum�ɂ����A�b�v�f�[�g(CentOS5)�����S�҂̂��߂�Linux�T�[�o�[�\�z�u��(CentOS �����T�[�o�[�Ή�)�����֗��T�[�o�[.com��
CentOS-Base.repoの他に3つの.repoファイルがありますが、上記の通りなので、あまり使うことはなさそう。
EPELとRPMFusion
You need to enable EPEL on RHEL 5 & 6 or compatible distributions like CentOS before you enable RPM Fusion for EL. See the fedoraproject wiki for instruction how to enable EPEL.
Configuration - RPM Fusion
RPMFusionをCentOSに入れる場合は、EPELを先に入れておく必要があるらしい。
EPELとRPMFusionのインストール
$ sudo rpm -Uvh http://download.fedoraproject.org/pub/epel/5/i386/epel-release-5-4.noarch.rpm $ sudo rpm -Uvh http://download1.rpmfusion.org/free/el/updates/testing/5/i386/rpmfusion-free-release-5-0.1.noarch.rpm http://download1.rpmfusion.org/nonfree/el/updates/testing/5/i386/rpmfusion-nonfree-release-5-0.1.noarch.rpm
CentOS 5.6なので、それ用のをいれます。
今回のCentOSは64bit環境なんですが、どうやらEPELとRPMFusionのリポジトリを入れる.rpmファイルに関しては、気にしなくてよさそうです。http://download.fedoraproject.org/pub/epel/5/i386/epel-release-5-4.noarch.rpm
とhttp://download.fedoraproject.org/pub/epel/5/x86_64/epel-release-5-4.noarch.rpm
のrpmをcmp
コマンドで比較してみたところ、同じでした。RPMFusionのも同じようにcmp
で同じファイルな事を確認しました。
presto
次に出るバージョンのRHEL(Red Hat Enterprise Linux)とCentOSでは、今回のFedora11がベースとなると噂になっています、リリース時期は分かりませんが、Fedora 11のおかげでCentOS 6の正式リリースが非常に楽しみになりました。
高崎のシステム開発屋ブログ:Fedora 11
Fedora 15で気になって知ったprestoは、CentOSだと6から利用できるらしい。Fedora 15とCentOS 5.6を同時期に使ってると、こういう細かい違いがあるんだなーと知ったり。
他のリポジトリ
AdditionalResources/Repositories - CentOS Wiki
前述のEPELやRPMFusionのような3rd Party Repositoriesが載ってます。意外と沢山ある。正直こんなにあっても把握しきれないと思うから、やたらと入れないでEPELとRPMFusionだけにしておこうかな。