Fedoraのyumリポジトリについて調べてみた
CentOSのyumリポジトリについて調べてみたに続いて、Fedoraのyumリポジトリについても調べてみました。意外なことに/etc/yum.repos.d/*
の構造とかはちょっと違うみたいです。
リポジトリの種類
リポジトリ | *1自分の解釈で書いた概要 | パス | *2ステータス |
fedora | Fedora 15リリース時の状態 | /etc/yum.repos.d/fedora.repo | frozen |
fedora-updates | リリース後に更新されたパッケージ | /etc/yum.repos.d/fedora-updates.repo | stable |
fedora-updates-testing | 開発者が日々更新するリポジトリ | /etc/yum.repos.d/fedora-updates-testing.repo | unstable |
fedora-rawhide | 次期バージョンのパッケージが提供される | /etc/yum.repos.d/fedora-rawhide.repo | unstable |
Fedora wikiに書いてあったステータスの、frozenの意味するところがよくわからなかったけど、凍結という言葉とリポジトリ名から考えて、リリース時の状態で凍結されたリポジトリの事かなと思っています。CentOSで言うところのbase
。なので、fedora
リポジトリだけを有効にすると、リリース直後のバージョンのパッケージが取得出きるんじゃないかと。試して無いけど。
yumプラグイン
yumのプラグインlangpacks, presto, refresh-packagekitを調べて、fastestmirror, securityを入れてみた。 - kanonjiの日記
野良リポジトリ
RPM Fusion - RPM Fusion
FedoraはCentOSと違って、新しめのパッケージが数も豊富に揃ってるので、特に何も入れてません。何か必要になったらRPM Fusionくらい入れておけばいいのかなと思ってます。EPELは、Fedora EPELって名前だし、RHELやCentOSでFedoraくらい新しいパッケージを使うためのリポジトリらしいから、Fedoraには不要っぽい。
参考
*1:検索して拾い集めた情報を元に
*2:Fedora wiki https://fedoraproject.org/wiki/Releases に書いてあった