Debianでのalternativesで切り替えられるパッケージはDebian Policyで確認できるっぽい
[Those marked with a (*) are handled using the alternatives mechanism;
http://www.debian.org/doc/packaging-manuals/virtual-package-names-list.txt
others may do so as well.]
Debianだと、alternatives
で切り替えられるものは、このバーチャルパッケージの一覧に書いてあるらしい。(*)の付いてるのがそうらしいけど、「others may do so as well.」とあるから、結局ほとんどがそうなのかな?(*)付きがalternatives
に確実対応で、それ以外は多分対応みたいな感じだろうか。
見かけたとこ
> > $ update-alternatives --display x-terminal-emulator
> > x-terminal-emulator -状態は auto。
> > リンクは現在 /usr/bin/mlterm を指しています
> > /usr/bin/mlterm - 優先度 20
> > スレーブ x-terminal-emulator.1.gz: /usr/share/man/man1/mlterm.1.gz
> > 現在の `最適' バージョンは /usr/bin/mlterm です。
>
> 一番の疑問は、x-terminal-emulator というものがあるということをどのように
> 知ることができるか、なんですが、x-terminal-emulator から選ぶ、ということ
> はせず、xterm が動いたのでよしとしました。Debian Policy マニュアルに掲載されています。
apt-get install debian-policy
で、
/usr/share/doc/debian-policy/virtual-package-names-list.txt.gz
を見れば書いてあります。各種Debian独自の設定のうち、ひろく使われているものについては順次
[debian-users:49016] Re: [Q] Xのインストール
policy として文書化されています。
別のことを調べてる際、たまたまこれを見つけて知りました。これだと、x-terminal-emulator
をupdate-alternatives
で確認して、切り替えできるよう設定があるらしいのが分かるけど、virtual-package-names-listでは(*)付いてない。
ところでalternatives
とupdate-alternatives
同じコマンドらしいけど、何で別にあるんだろう。
ほかのディストリビュージョンの情報もないかな?
こういうのって他のディストリビュージョンではどこに書いてあるんだろう?書いてあるドキュメントがあるのかもわからないけど。
リンク
http://www.debian.org/doc/debian-policy/ch-binary.html#s-virtual_pkg
http://www.debian.org/doc/packaging-manuals/virtual-package-names-list.txt
書いた日
2011-09-14