eclipse3.4.1 + PDT2.0 + AptanaStudio1.2.1 on Windowsインストールの覚書

PHP Development Tools framework for the EclipseことPDT2.0が年末にリリースされていたので、早速使ってみることにしました。
PDT2.0はeclipse3.4(Ganymede)に対応してるので、eclipseも最新が使えます。
ちなみにeclipse3.4は2008年6月25日のリリースなので、ほぼ半年待ち。

Eclipse Classic 3.4.1のダウンロード

http://www.eclipse.org/downloads/からダウンロード


PDT2.0とeclipse3.4.1がセットになったAll-In-One PDT 2.0というのもありますが、これだとAptana Studioが入りませんでした。
なので、今回は素のEclipse Classic 3.4.1*1をベースにします。


zipなので解凍して、適当なところに配置します。
PDT2.0は、eclipse3.4からのEquinox p2というプラグイン更新機能に対応しています。
まずは素のeclipseを起動してPDTのインストールに進みます。
ちなみにeclipseの日本語化はしません。

PDT2.0のインストール

大まかな流れはhttp://wiki.eclipse.org/PDT/Installationに解説があります(英語)


下記に、操作だけを引用しました。
PDTはDLTK1.0という別のプラグインに依存しているようなので、それも合わせて入れる必要があるようです。

Help > Software Updates... > Available Software > Manage Sites...
Add... > add the DLTK 1.0 interim site: download.eclipse.org/technology/dltk/updates-dev/1.0/
Add... > add the PDT 2.0 interim site: download.eclipse.org/tools/pdt/updates/2.0/
Enable the Ganymede Update site (if not already enabled): download.eclipse.org/releases/ganymede/
Expand the DLTK site and select the Dynamic Languages Toolkit - Core Frameworks or Dynamic Languages Toolkit - Core Frameworks SDK Feature
Select the PDT or PDT SDK Feature
Install...

wikiの解説とは違いますが、このスクリーンショットの様に選択しました。
PDT1.0の項目もあるので、間違って1.0を入れないように注意です。

PDT2.0のインストールが終わると、再起動を促されます。

Aptana Studio1.2.1のインストール

大まかな流れはhttp://www.aptana.com/docs/index.php/Plugging_Aptana_into_an_existing_Eclipse_configuration#Eclipse_3.4_Instructionsにドキュメントがあります(英語)


前述しましたが、Aptana StudioはEquinox p2に対応していない為*2、eclipse3.3までのプラグイン更新機能を使います。
eclipse3.4では、デフォルトでは旧プラグイン更新機能がOffになっています。
下記の様にClassic Updateにチェックを入れて、旧プラグイン更新機能が使えるようにします。


プラグイン更新機能でRemote siteに http://update.aptana.com/install/studio/3.2/ を追加し、インストールを進めます。
注意点として、下記画像の様にインストールするプラグインの一覧に、Aptana Studio Professionalが含まれています。
Aptana Studio Professionalは有料版だったと思いますが、30日だけトライアルとして利用できるようです。
ただ、どれがProfessionalの機能か把握して無いと、30日経ってから使い慣れた機能の一部が使えなくなるような事があるかもしれません。
その辺で混乱したくなかったので、Aptana Studio Professionalは最初から入れない事にしました。

Aptana Studio1.2.1のインストールが終わると、再起動を促されます。

Firefoxのロケーション設定

Aptana Studioは、IEFirefoxでhtmlとcssのプレビューが出来ます。
Aptana Studioをインストールして再起動した際、もし、Firefoxをデフォルトとは違う場所にインストールしていると、Firefoxの場所を設定するダイアログが出てきます。
これを設定しないと、Firefoxでのプレビューが機能しません。



Firefoxのロケーションを設定すると、再起動を促されますが、多分それよりも先に、次のステップであるAptana Subversion Supportのインストールを促すダイアログが出ると思います。
再起動はキャンセルし、そのままAptana Subversion Supportのインストールをします。

Aptana Subversion Support 1.4.2のインストール

Aptana Studioを入れると、しきりにAptana subversion supportのインストールを促されます。



Subclipseを入れようかと思っていましたが、せっかくなので試してみる事にしました。
下記画像を見ると、SVN Subclipseと書かれている箇所があります。
よく調べていないので分かりませんが、もしかするとSubclipseをforkしたものなのかも知れません。

Aptana Subversion Supportを入れ終わると、また再起動を促されます。
これで工程は終わりなので、再起動したら使い始められます。
使いやすいようにPreferencesを色々変更したいところですが、一応終わりです。

My Aptanaが開けない件

Aptana Studioをインストールすると、eclipse起動後にMy Aptanaというwebページが開くようになります。
Aptanaプラグインを入れたり、各サービスへの項目があるらしいのですが、なぜかローディング中から進みません。
検索してもまったく事例が見当たらないので、自分だけなんだろうか。

参考リンク

//lamp-introduction.com/wordpress/?p=450" target="_blank">ubuntu8.10にeclipse3.4+PDT+Aptanaを入れてみました | されどLAMPな日々:Ubuntuへのインストールですが、日本語化したeclipse3.4へのPDT2.0とAptanaのインストールを解説してます。
//www.ibm.com/developerworks/jp/opensource/library/os-eclipse-equinox-p2/index.html" target="_blank">Equinox p2 によって Eclipse プラグインの頭痛を解消する:新しいプラグイン更新機能であるEquinox p2の解説です。プラグイン更新の色んな不便が解消されそうな感じなので、Aptana Studioが未対応なのが残念です。

*1:余談ですがAll-In-One PDT 2.0よりEclipse Classic 3.4.1の方が、50MBほどでかいのはなんとかならないのかな。

*2:http://forums.aptana.com/viewtopic.php?f=37&t=6261 Aptana Studio1.3でeclipse3.4に対応予定みたいです。とはいえ、2009年6月にはeclipse3.5が出てそうですが。