Linuxのシャットダウンとランレベルの関係

殆どのLinuxでは、ランレベルが0〜6まで用意されています。
rebootやpoweroffといったコマンドの動作は、このランレベルの切り替えで行われているようです。

Wikipediaを参考に、シャットダウンや再起動と関係のあるランレベルを並べました。
ランレベル - Wikipedia

ランレベル0
システムの停止
ランレベル1
シングルユーザモード
ランレベル3
通常のモード(マルチユーザ+ネットワーク有り)
ランレベル6
システムのリブート

ランレベルとシャットダウン関連のコマンドを並べてみました。
Linuxのシャットダウンはあまり頻繁にしないので、どのコマンドを使うかちょっと迷ったりします。
こうやって一度整理すると、頭に入ってくるかもしれません。

ランレベル0

/sbin/poweroff
/sbin/shutdown -h now
/sbin/halt -p
/sbin/halt

/sbin/haltだけは、システムが停止されても電源が切れないのですが、/sbin/poweroffや/sbin/halt -pなどとどんな違いあるんだろう。

ランレベル1

/sbin/shutdown

/sbin/shutdownに-rと-hのどちらのオプションも指定しない場合は、シングルユーザモードになりました。

ランレベル6

/sbin/reboot
/sbin/shutdown -r now