Unity Game Jamに参加しました

例によって結構日が経ってますがUnity Game Jam : ATNDに参加しました。

Game Jamとは

ニュージャージー州マウントロイヤル, 2011年11月18日 – IGDA(国際ゲーム開発者協会)が開催する Global Game Jam™ (グローバル・ゲーム・ジャム,略称GGJ) では,参加申込の参加申込み受付を開始しました.このイベントに関心のある方は,世界各地の会場の中から一つを選んで参加することができます.今回で4年目になるこのイベントでは,学生,ホビイスト,同人,そしてプロが集まり,週末の間に即席チームを組んでゲームを完成させます.

News | Global Game Jam®

これはGlobal Game Jamからの引用だけど、要するにこれに近いコンセプトで、今回はUnityがテーマというものです。一応、Global Game Jamとは主催は違います。

感想

Game Jamとはというのを、初めて体験出来たような気がします。SocialGameJam MeetUP!に参加しました - kanonjiの日記で、また別の方が主催する、SocialGameJam MeetUP!に参加してたけど、これは1日だけの番外編みたいなものでした。2日間泊り込みで開発だし、とはいっても寝なくても30時間くらいしかない中で作り上げないといけないし、かなりハードなイベントです。ただ、だからこそのスピード感とか、あとなんて言って良いか分からないけど、まぁとにかく楽しかったです。

Unityの経験不足

初心者向けのUnity勉強会に行ってきました - kanonjiの日記第3回 UnityのためのCGとか勉強会に行ってきました - kanonjiの日記と、あとその復習はしてて、基本は押さえているつもりだったけど、やっぱり実践で使った事がないので、力不足でした。ただ、一応動くものが出来たわけだし、30時間思いっきりがんばれば何とかなるもんだ。ただ、ちゃんとした物が出来たとはやっぱり言えないので、ちゃんとってとこまで持ってく為には、やっぱりもっと経験が必要でした。

スピード感

Game Jamではテーマが与えられるので、それを元にどんなゲームを作るか、考えるところからはじまります。こういうのは時間がかかってしまいそうだけど、模造紙と付箋紙とホワイトボードを使って、かなりテンポ良く企画を立てれたのが印象的でした。ちなみに、今回のテーマは「広がり」でした。

  1. 「広がり」*1から連想する言葉を付箋紙に書いて出す。
  2. 出た言葉をグループ分けする。「空間が広がるもの系」「ソーシャル的な広がり系」など
  3. 言葉のグループを3つくらいに絞って、全員がそれぞれ、一言で説明できる程度の企画を考える。
  4. 全員の企画を発表して一覧に書き出し、最終的に1人3票の投票で作るものを決める。

こんな感じで、企画は進みました。それぞれ時間を区切ってやるので、お昼を食べる前には何を作るかは決まってた感じ。ちょっとお昼遅くなったけど。自分はこういうのに時間がかかるタイプなので、こういう進行をしてもらってかなり助かりました。

決まった企画

実際に決まったのは紙飛行機をモチーフにしたものでした。テーマから連想とかしておいてなんですが、これは途中で配ってもらったメモ用紙を、既にチームメンバーが模造紙持ってきてたので、紙飛行機でも作る?という冗談から、アイデアに組み込まれて、最終的に案として残ったものです。

紙飛行機を実際の地図上で飛ばして、到達場所とか飛行距離をFacebookに流して、他の人がその場所からさらに飛ばすというようなものを考えました。沢山飛べば地図が広がって、人にも繋げていくのがテーマへの答えです。

phperチーム

狙ったのか偶然なのか、5人中4人がphperというチームでした。なので自然と、サーバーサイドというかソーシャルとの連動を盛り込む案が出て、他のチームとはかなり変わったアプローチになった様子。ただ、この時代に出てきた開発ツールの割りに、意外とFacebookTwitterとの連携がまだハマリどころあるらしく、ちょっと時間がかかってしまったり。なのでUnityに使えるはずの時間を、そっちに割かれてしまったのが残念でした。

自分の担当

下記の画像を見てからじゃないと分かりにくいですが、地図を読み込んで地面を生成するところを担当しました。なのでUnityはスクリプティングばっかりやってました。wwwクラスを使って画像をロードして、地面になるセルに張ってうまく並べるというような事をしました。結構はまりつつ試行錯誤をしたので、割と勉強になったのが良かった。ただ、一番時間がかかったのは、地図をずれ無くきれいに並べる為のピクセル-位置座標変換だったり・・・。

作ったもの

諸事情により画像のみです。
というのも、Unity内で出してる地図は、ガラケー用と思われるGoogle Static Maps APIを使っています。作ってる最中に気が付いたんですが、Google Static Maps APIはかなりリクエスト制限が厳しいです。完成度が低いというのもあるけど、ちゃんと作りこめても、この制限があるので一般公開はちょっと厳しい感じ。もう走り出してから気が付いたので、発表のとき読み込めれば良いかという事で進めました。

他にも、Facebookとの連携もしてるんですが、あまり画像で分かる機能じゃないんですよね。自分が地図周りにかかりっきりだったのでよく把握してないというのもあります。

*1:繋がりだったかも?