Puttyの文字コード、UTF-8 (CJK)とUTF-8 (Non-CJK)の違い

ウィンドウ > 変換 > 文字コード変換 > 文字コードの設定

Puttyでは上記で文字コードを設定できます。PuTTY ごった煮版だと、たぶん元のPutyでは*1対応してないUTF-8が設定出来るんですが、これが数種類あります。違いがずっとわからず疑問だったけど、やっと少しわかりました。

とりあえず

文字コード
UTF-8 (CJK)
CJK用の文字幅を使用する
チェックしない

とりあえずこの設定で基本問題なさそう。

詳細

  • UTF-8 (CJK) : CJK (中国語、日本語、韓国語) 用の文字幅に対応している UTF-8 です。PuTTY 0.58 以降では CJK 用の文字幅を使用する (Treat CJK ambiguous characters as wide) オプションもありますが、フォント関係の問題のため残してあります。
  • UTF-8 (Non-CJK) : CJK ではない文字幅を使用する UTF-8 です。標準の UTF-8 とは異なり、本パッチが一部の制御コードを解釈します。
  • UTF-8/Auto-Detect Japanese : 受信時の文字コードを自動判別します。送信には UTF-8 を使用します。
http://nakamura.namidame.org/index.php?plugin=attach&pcmd=open&file=readme.html&refer=SandBox

この他にUTF-8があります。上記の解説から、UTF-8は制御コードというのを解釈しないものになりそうです。この解説は「PuTTY で ISO 2022 による日本語入力・表示を可能にするパッチ」らしいですが、確認してないけど、ごった煮版が取り入れてるパッチの一つなのかな。たぶん。

CJK用の文字幅を使用する

全角記号を入力すると半角に表示されてしまう。
サイズは半角でも、カーソル移動は全角なので、表示が乱れる。

設定→ウィンドウ→変換「CJK用の文字幅を使用する」のチェック

http://webmemo.uzuralife.com/article/1745

こういうオプションもありますが、UTF-8 (CJK)なら、上記に書いてある通りこの設定は不要なようです。

環境

Putty Release 0.60-JP_Y-2007-08-06

*1:何かしら文字コードで困ったのでごった煮版を使い始めたので、少なくとも自分が使い始めた当時は対応してなかったはず